2025年2月中旬からアイルランドでワーホリをしている大学生、ミクです。
アイルランドは他の国に比べて日本人が少ないことが魅力の反面、デメリットでもあり、情報が古かったり、そもそもなかったり・・・
準備や申請を進める中で、同時期の情報がまとめられているサイトが欲しいと思っていたため、今回は私が仕事を開始するまでのおおまかな流れを説明します。
各項目に、それぞれの申請などに関する詳しい記事や公式サイトのリンクを貼っていますので、詳細はそちらをご覧ください。記事はこれから随時アップしていく予定です。
※私が申請などを行った時点での情報になるため、あくまでも参考程度にご覧ください。
渡航前
〈一年前~半年前〉エージェント、語学学校探し
海外長期滞在が初めてだったため、安心のためにエージェントを利用、語学学校まで手配してもらいました。
〈毎年一月、七月〉ワーキングホリデービザ申請
行きたい年の9月30日より前に渡航するか、10月以降に渡航するかで申請時期が異なります。
申請受付の結果は、申請期間終了後、約一週間でメールが届きました。
必要書類を期日(渡航日が近い方は早めの提出が必要)までに申請センターに送付(これが大変!)し、ビザが届くまで待ちます。
この時点で、片道の航空券、渡航期間をカバーする海外医療保険、残高証明(50万円)などが必要になります。
ちなみに、ビザはA4で、きっちりとラミネート加工がされています。
▼詳しい情報は公式ホームページをチェック
〈約二カ月前〉現地で使用する銀行口座の用意
現地で給料が手に入るまでは、Wiseを主に使っています。
レートが良いときに日本の銀行(私はPaypay銀行)からWiseに送金しています。日本の銀行が海外でもオンライン送金が可能か調べておくことをおすすめします。友人は海外のネット環境だと日本の銀行のアプリが対応していなく、その銀行にあるお金を動かせないと言っていました。
Wiseのアカウントを事前に日本で作り、リアルカードも発行しました。日本でアカウントを作る場合はApple payに登録できないので、リアルカードの発行は必要だと思います。届くまでに数週間要するので、計画的にアカウント作成、発行をしましょう。
〈渡航直前まで〉必要な持ち物を準備する、貯金する
持ってきたもの、持ってきてよかった、いらなかったものなどまとめた記事を投稿する予定です。
渡航後
〈初日~一週間目〉SIMカード調達
日本で30日間使えるeSIMを買い、数日はそれを使っていました。IRPの申請で電話番号が必要になるので、日本の電話番号をアイルランドでも使える方を除いて、SIMの購入は早めがおすすめです。
・店舗あり 3、Vodafone、eir、Tesco Mobile
・店舗なし GoMo、48
私はホストマザーのおすすめもあり、安さをとってGoMoを利用しています。eSIMではないため、届くのに数日かかること、日本のSIMをきっちり保管しなければならないこと以外、現時点であまりデメリットを見つけられません。どの会社も月々15ユーロ~20ユーロです。値段、すぐに使いたいかなどで決めると良いと思います。
〈初日~一週間目〉IRPの申請
IRPとは、Irish Residence Permitの略で、90日以上アイルランドに滞在する場合は必ず手続きが必要になります。オンラインで予約をし、予約日にオフィスに行き、手続き完了です。
私が渡航した2025年2月時点では、予約が2カ月半先まで埋まっている状態だったので、渡航後なるべく早く予約手続きをすることをおすすめします。
※公式ホームページには入国許可をもらってからの予約するよう記載があるため、トラブルを起こさないためにも渡航後に手続きしましょう※
キャンセルがたまに出るので、それを拾い、予約を早めることが可能です!私はこれで当初の予約から約1カ月半早められました。
IRPは滞在を認めるものなので、90日以内に手に入れば問題ないです。しかし、私の場合、IRPカードが手元にないと働かせられないとマネージャーに言われたので、IRPの予約は早くて損はないと思います。(IRPカードが届いていなくても、予約しているという事実を伝えれば働けたという知り合いもいます。雇用先によります、、、)
〈初日~一週間目〉Leap card(交通系IC)の調達
通常のリープカードはSparなどの販売店で購入可能
ヤングアダルト(19-25歳)はオンラインのみ。届くのに一週間前後かかりました。
どの交通手段も現金で払うより、通常のリープカードで払う方が安く、また払い戻しもできます。なので、ヤングアダルトカードが届くまで、通常のリープカードを購入し、使用するのをおすすめします。
他にも学生(週に16時間以上、最低六か月間コース)、ビジターなどがあります。
〈住所確保後〉銀行口座開設(Revolut、AIB)
Wiseでも給料受け取り可能みたいなのですが、支店がベルギーと書いてあり、受け取れるか不安だったため、AIBで口座開設しました。Apple payが使えてすごく便利です。
アイルランドでのRevolutの開設にはIRPが必要(一説にはパスポートのスタンプのページでいけるとかいけないとか。私は無理でした)で、届くまで銀行口座開を持たないのは現実的ではなかったため、AIBにしました。RevolutはPaypayのように送金が楽なため、現地に住む多くの人が使っています。
私は、約一年で出る国の口座を複数開設することが億劫なため、必要になったら開設しようと思っています。日本でも開設できるみたいですが、機能に差があるみたいです。
一方、AIBはすべてオンラインで完結するため、時間は少しかかりますが、とても便利です。必要なのは書類が届けられる住所とパスポートのみです。
銀行口座開設についても記事を新たに書こうと思っています。
仕事探し
仕事探しのやり方は主に三つ
・CV(履歴書)を直接渡す
事前にGoogleMapで目星をつける。
ワーホリ初めての方は、自分が働こうと思っているジャンル(カフェ、レストランなど)のお店で、本命ではないところで一度挑戦してみることをおすすめします。
私は緊張しいで、履歴書を直接配るなんて日本語でもできるか怪しかった状態で、働いてみたいと思ったところに一発目に行き、てんぱりすぎて英語が出てこず撃沈しました。CV配りの流れや文言は決まっているので、二日目にはてんぱることもなくなりました。
・Indeedなど求人サイトを使う
気軽に応募できますが、連絡がそもそも来ないことがほとんどです。しかし、私のようにIndeed経由で見つかっている人もいるので出しておいて損はないと思います。
・友人や日本人コミュニティでの伝手
人見知りのため、友人の伝手に関してはよくわかりません、、、笑
友人の伝手で見つかったという話も聞いたことあるので、とりあえず話してみることが大切だと思います。私はできませんでした
日本人コミュニティでも時々ジャパレスをはじめとし、カフェやホテルなどもあがっています。こちら経由でも応募したことないのでわかりません、、、
マネージャーが良いと思えば、インタビューに関する連絡(電話が多い)が来て、日程を決め、インタビュー。そのまま採用になる場合もあれば、トライアルが設けられる場合もあります。
私はIndeed経由で採用してもらいました。もちろん英語力もですが、運と経験がカギを握っていると感じました。これからワーホリに来ようと思っている方は日本の飲食店やホテルなどで働いておくことをおすすめします。
仕事探しを通じて感じたことは記事にする予定です。
家探し
アイルランドへの渡航を検討している方なら一度は耳にしたことがあると思いますが、ハウスクライシスと言われるほど、アイルランドは家不足が問題となっています。探している人が多い分、詐欺を働く人もいます。私の周りの友人で家が見つからず帰国という人はいないので、詐欺にあわないよう慎重に、かつ即レスを意識して家探ししましょう。
アイルランドでの一人暮らしはシェアハウスが主流です。お家によって異なりますが、キッチン、バスルームなどが共用になります。
現在のダブリンの家賃の相場は、私の肌感だと、ツインルーム(他の人と部屋をシェア)で450ユーロ~、シングルルームで600ユーロ~800ユーロ、エンスイート(専用バスルーム付き)800ユーロ~ と感じました。もちろん立地など条件によって異なりますが、私が一年前くらいにネットで見た相場よりも高くなっていると思います、、、円換算はしません!
また、アイルランドでの家探しは、日本のように仲介会社を通さず、家主と直接やり取りをするのが主流です。それゆえ、突然退去を言い渡されるなんてこともあるみたいです、、
家探しのやり方は主に三つ
・Daft.ie
返信があまり返ってこないため、とにかくスピード命
新着物件の通知を受け取った瞬間に、情報をサッと見て即連絡していました。
性別、国籍、年齢、入居予定日、働いていること、自分の特徴(綺麗好きなど)を記載していました。
・Facebbok
詐欺が多めなので、軽く見る程度にしていました。
日本で、Facebookを使って家探しなんて聞いたことないので、おもしろいなと思っていました(他人事)
・友人、日本人コミュニティの伝手
仕事探し同様、繋がりが重要なアイルランド。友人にはとりあえず言いふらしましょう。
日本人コミュニティに掲載されている物件は、前の住居人が日本人でその退去に伴う募集だったりするので、日本人と直接やり取りできることが多く、かなり安心です。もちろん詐欺もあるようなので、信用しきるのはやめましょう。
仕事か家どちらか先に決め、それを拠点にもう一方を探すととても楽です。
私は同時期に内見に行った家とインタビューを受けたところが片道一時間半ほど離れていました、、、アイルランドはバスが主な交通機関なのですが、遅延したり突然消えたりが日常茶飯事のため、近い方が精神的に良いと思います。
私は結果的に仕事が先に決まり、その後、家も本格的に探し始め、徒歩圏内で見つかりました。
〈仕事ゲット後〉PPSナンバー申請
PPSはPersonal Public Service Numberの略で、日本のマイナンバーのようなもの。
アイルランドで仕事をするなら必ず必要になります。これを職場に提出し、登録しないと税金が40%ひかれることに;;
PPSをゲットするためには、公共サービスを利用する理由が必要です。具体的には、働き始める、運転免許証を申請または交換する、学校や大学のコースに登録するなどです。
それぞれの理由によって必要な書類は異なり、仕事が理由の場合は雇用先からのジョブレターが必要になります。
PPS申請の流れ(仕事が理由の場合)
1.https://www.mygovid.ie/に登録
2.https://services.mywelfare.ie/に移動してPPSのオンライン申請を行う
3.必要書類(住所証明、ジョブレター、パスポート)をオンラインで提出
↓約三週間後(ネットには六週間以内に届くと書いてありました)
4.審査が通ったとの通知を受け取る
5.対面のインタビューに選ばれる場合があるので、予約日時を確認し、オフィスに行く
選ばれなかった場合は一週間ほどで郵送で届くみたいです
6.PPSナンバーを受け取る
対面でのインタビューに選ばれた場合はPSCの申請をその場でしてくれます。
PPSナンバー発効後は雇用先に番号を伝え、https://www.revenue.ie/en/Home.aspxに自分の情報を登録する必要があります。
今日の1枚

ダブリンの中心の通りであるオコンネルストリート
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